リーダーに贈る言葉
リーダーに贈る言葉161
「企業にせよ他のいかなる組織にせよ、変化を当然とし、自ら変化を生み出さなければならない」
ピーター・ドラッカー (マネジメント)
人材輩出企業として有名なリクルートの社是は、
「自ら機会を創り出し機会によって自らを変えよ」だ。
この理念が一人一人に染み込んでいるからこそ、
人が育っていくのだろう。
淀んだ水にならず、流れる水のように
融通無碍に自分自身も変化させていきましょう。
リーダーに贈る言葉162
「優先順位の決定にはいくつか重要な原則がある。すべて分析ではなく勇気に関わるものである。第一に、過去ではなく未来を選ぶ。第二に、問題ではなく機会に焦点を合わせる。第三に、横並びではなく独自性をもつ。第四に、無難で容易なものではなく変革をもたらすものを選ぶ。」
ピーター・ドラッカー (経営者の条件)
ある友人に転職相談を受け、
「しなかったらする後悔よりも、
それをした後悔を選ぶべきだ」とアドバイスをしたら、
その後アメリカに移住し、大きく人生を変えた。
人生の優先順位づけも勇気を持って臨もう。迷ったら飛べ!
リーダーに贈る言葉163
「成果をあげるエグゼクティブの自己啓発とは真の人格形成でもある。それは機械的な手法から姿勢、価値、人格へ、そして作業から使命と進むべきものである。」 ピーター・ドラッカー (経営者の条件)
「学問は人間を変える。人間を変えるような学問でなければ学問ではない。その人間とは他人のことではなくて自分のことである。他人を変えようと思ったならば、まず自分を変えることである。」(安岡正篤) リーダーとしてまず取り組むべきことは、人を動かすノウハウではなく、自己を磨くことである。
リーダーに贈る言葉164
「世の人は 我を何とぞ言わば言え 我がなす事は 我のみぞ知る」
坂本 龍馬
龍馬16歳の時に詠んだ句と言われている。
子供の頃から寝小便垂れで、周りから白い目で見られていた。
その竜馬が薩長同盟、大政奉還の仕掛け人として大業を成した。
不遇な時も、「いずれ歴史が自分を必要とする時が来る」という気概を持って、努力を怠らないようにしなくてはならない。
リーダーに贈る言葉165
「仕事の様々な側面で幸福に最も大きな影響を与えるのは経営者への信頼である。その影響は、給料をはるかに上回っている」 デレック・ボック (幸福の研究p26)
一方解雇された人は長い間沈みがちになり、ほぼ同じ給与水準の別の仕事見つけた場合でさえ、以前と同じ幸福水準に戻ることはそう多くない。経営者(リーダー)として、一番大切なことは社員から信頼を得ることであり、社員を一番不幸にすることは、解雇することである事を頭に入れておくべきだ。
リーダーに贈る言葉166
「一利を興すは、一害を除くにしかず。
一事を生(ふ)やすは、一事をへらすにしかず。」
耶律 楚材
新たに何かを始めるより、まず今害をなしていることを止める。
あれもこれもやろうとして、結局何もできない人も多い。
規律のない拡大をして、衰退した企業も数多い。
戦略とは、やらないことを決めること。
まず今やっていることを整理してから、新しいことにチャレンジすることが大切である。
リーダーに贈る言葉167
「人間の幸せは、ものやお金ではありません。
人間の究極の幸せは次の4つです。
人に愛されること、
人にほめられること、
人の役にたつこと、
そして、人から必要とされていること。
愛されること以外の3つの幸せは、働くことによって得られます。」
ある住職の言葉(これからのリーダーに贈る17の言葉)
この言葉はとても深いですね。「はたらく」は傍(はた)を楽(らく)にすること。
働いて人の役に立つことで、幸せの多くの部分が得られる。
その働く場を提供する会社において、
経営者やリーダーの責任は大きい。
リーダーに贈る言葉168
「陰徳有る者は必ず陽報有り、
陰行有る者は必ず昭名有り。」
「淮南子」
人知れず徳を積んだ者には、必ず表にあらわれた善い報いがあり、隠れた善事を行う者には、必ず人に知れ渡るようになる。
道に落ちているゴミをそっと拾う。
洗面所で飛び散った水滴をそっと拭く。
人が見ていなくても神様は見ている。
何よりも自分自身気持ちが良い。
リーダーに贈る言葉169
「一掴一掌血(いっかくいちしょうけつ) 一棒一条痕(いちぼういちじょうこん) 滴骨血(てきこつけつ)」 王陽明
「一掴一掌血」とは、掌をぎゅっと握りしめたら、血の痕が残るくらいに掴む。 「一棒一条痕」とは、棒で叩いたら、叩いた部分に一生その痕が残る。 師弟関係では、「一掴一掌血」の心づもりで学び、「一棒一条痕」の気迫で教えなくてはならない。 「滴骨血」とは、中国の言い伝えに、自分の先祖の骨を捜す時に、自分の血を骨にかけ、その血を弾いたらご先祖様ではなく、血を吸ったらご先祖様の骨であるという。師の血を滴らせれば、弟子の骨が吸い込むほど心血注いだ強い師弟関係を結ばなくてはならない。リーダーはこの気迫で人を育てなくてはならない。
リーダーに贈る言葉170
「"It is much more important how to be good rather than how to do good.” (いかに善を成すかというよりも、いかに自ら善く在るかということの方がより大事である。」 ジョン・メイナード・ケインズ『 わが若き日の信念』
何年も前からこの言葉を知っているが、ずっと意味を考えている。to do good とは、良い行いをすること。そのなかには、心のそこからの善行ではなく、損得で行なっている場合もある。(例えば売名行為的な寄付)to be good とは、自分自身の存在そのものが善であり、心から自然に善行を行える。論語に言う「七十にして心の欲するところにしたがいて矩を越えず」という状態がto be goodである。孔子でさえ70才にして到達した境地なのでとても難しいが、to be good を目差し、まずto do good から始めるしかない。
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