リーダーに贈る言葉

トップページ：岩田松雄オフィシャルサイト> リーダーに贈る言葉> バックナンバーNo.21〜30

リーダーに贈る言葉21

「一生の間にはどんなことでも達成できる。それが誰の功績とされても気にしないのであれば」　第３３代米国大統領　ハリー・トルーマン

中国にも「陰徳を積む」という言葉がある。人知れず良い行いをしていくことが大切。必ず周りの人はそれを見ている。

リーダーに贈る言葉22

「真のエリートとは、断れば断ることのできる特別の社会的責務を敢えて受諾する人である。自分に要求するところ多く、自分自身の上に困難を積み重ねる人である。これを真のエリートと言う」ホセ・オルテガ・イ・ガセト　（スペイン　哲学者）

日本ではエリートという言葉をネガティブに取る傾向がある。しかし今日本に必要なのは、真のリーダーであり、真のエリートであると思う。人それぞれの能力を最大限発揮してもらう社会が望ましい。能力のある人は、社会をリードする責任と義務がある。

リーダーに贈る言葉23

「地獄の一番熱い所は、道徳的危機に瀕している時に、中立を標榜する輩が落ちる所である」　ダンテ・アリギエーリ　「神曲」

テレビで平気で自党の批判をする議員もいるが、脱党もせず恥ずかしくないのだろうか。「政治家の最高の死に方は、暗殺されることだ！」ぐらいの覚悟を持って、自分の信念を貫く政治家が待たれる。

リーダーに贈る言葉24

「たった一人しかない自分を　たった一度しかない一生を　本当に生かさなかったら、　人間、生まれてきたかいがないじゃないか」　　山本　有三　「路傍の石」より

毎日毎日今日の日が最後だと思って、一所懸命に生きていかなければならない。

リーダーに贈る言葉25

「夜、疲れた心の片隅で夢見る者は、目覚めとともに夢の虚しさを知る。だが、真昼に夢を見る者たちには心せよ。彼らはしかと目を開き、夢を実現させるであろう。」トーマス・エドワード・ロレンス　（アラビアのロレンス）

映画の「アラビアのロレンス」は大好きな映画の一つです。男の夢とロマンと狂気が見事に描かれていると思います。

リーダーに贈る言葉26

「人生のおいて最も絶えがたいことは、　悪天候が続くことではなく、　雲一つ無い晴天が続くことである。」　　ヒルティ

大金持ちになって、毎日毎日遊んで暮らすことができたとしても、たぶん面白く無いだろう。それよりも、どんな厳しい環境でも。良い仲間と一緒に、笑ったり泣いたりして、誰かのために役に立っているという実感が持つことができたら、きっと幸せだろう。

リーダーに贈る言葉27

「私の人生を駆り立ててきた原動力は何かと問われれば、私はいつでも、情熱だと答えます。私の強い信念は、ビジネス　は楽しいものになり得るのであり、愛と善意の強い力で行えるものだということです。」アニータ・ロディック　（THE BODY SHOP 創業者）

THE BODY SHOP 創業者のアニータ・ロディック。彼女の考え方は３０年世の中より進んでいた。環境保護、フェアトレード、企業の社会的責任、人権保護、原発反対・・・。
彼女に「アニータ、どうしてそんなに元気なの？」と聞いたところ「Tomatoとanger(怒り）」と言っていました。彼女の著書「BODY＆SOUL」の冒頭のこの言葉。私が企業経営にあたっていつも心に留めていた言葉です。

リーダーに贈る言葉28

「かくすればかくなるものと知りながら、やむにやまれぬ大和魂」　吉田　松陰

吉田松陰の25歳の時の歌。伊豆下田にてアメリカ艦船での渡米計画が失敗し、江戸へ護送される途中、高輪泉岳寺前を通過した時、赤穂義士に手向けた歌である。松陰が国法に触れることは分かっていても、国家を思うやむにやまれぬ思いで行動したことと、赤穂義士が、吉良上野之助を討てば、自分たちも死を賜ることは分かっていたが、やむにやまれぬ思いで吉良を討ったこととは相似であり、それが「大和魂」なのである。松陰は赤穂義士に心底から共感したのである。義を通すためには、死をも恐れない政治家を私たちは待っている。