リーダーに贈る言葉
リーダーに贈る言葉101
「君主は舟であり、人民は水である。
水は舟を浮かべることもできるが、転覆させることもできる」
魏徴「貞観政要」
この言葉の一方で「君主に起こりうる最悪の事態は、民衆から見放されることである」(マキャベリ「君主論」)という言葉がある。ぜひ泥舟にならず、安定した航路を進んで頂きたいと思う。
リーダーに贈る言葉102
「よだかの星は 燃え続けました。
いつまでも いつまでも 燃え続けました」
宮沢 賢治 「よだかの星」
「よだか」は最初他の動物にいじめられ、星に救済を求めるが断られ、最後に自らの力で舞い上がり、星になる。
厳しい世の中でも、他人に救いを求めるのではなく、まずは自助努力が大切である。
リーダーに贈る言葉103
「お金が人生で何をなしうるか、お金が人生で何をなしえないか。この二つの問題を正しく解く人は、お金の正当な価値を知る人である。」
ジョージ・サンタヤーナ(米 哲学者・詩人)
お金を追っかけるのも、追いかけられるのも疲れてしまう。
お金の稼ぎ方も大切だが、使い方の方がもっと大切。その人の品性が出てしまう。
お金は目的ではなく、手段だということを常に心に留めておきたい。
リーダーに贈る言葉104
「すぐ役立つ人間は、すぐ役に立たなくなる。」
藤原 銀次郎 (王子製紙 初代社長 製紙王)
大器晩成という言葉があるが、物事の本質を理解しようとする人は、何かを起こすにしても時間がかかる。
少々遠回りでも、原理原則に則った基本をしっかり身につけようと倦まずたゆまず努力を続けた人が、本当に社会に役に立つ人になる。
リーダーに贈る言葉105
「世の中で一番楽しく、立派なことは一生涯を貫く仕事を持つことです。
世の名で一番惨めなことは、人間として教養のないことです。
世の中で一番寂しいことは、する仕事のないことです。
世の中で一番醜いことは、他人の生活を羨むことです。
世の中で一番尊いことは、人のために奉仕し、決して恩にきせないことです。
世の中で一番美しいことは、すべてのものに愛情を持つことです。
世の中で一番悲しいことは、嘘をつくことです。」
福澤 諭吉?
慶応大学のHPを見ると、この言葉は偽作で、福澤諭吉がいった言葉ではないと強く否定している。内容は素晴らしく、時々読み返して内省したい言葉が並んでいる。
作者は誰であれ、多くの人に紹介したい言葉だ。
リーダーに贈る言葉106
「すぐに役に立つ人間は、すぐに役に立たなくなる人間である」 藤原 銀次郎 (王子製紙 初代社長 製紙王)
一国の興亡はその国を担う人物によって左右される。 故に賢者たれば、その身の死するを悲しまずとも、国の行く末を憂えて、必ず国を託すに足る賢者を挙げて後に死ぬのである。
これは企業レベルでも同じことが当てはまる。まさしく一人の創業者によって、企業は興り、また一人の経営者によって潰れていく。また企業の繁栄を継続させるには、よき人材を育て、理念を継承する後継者を選ぶことが大切である。
リーダーに贈る言葉107
「人間が浅はかで無力であると、いわゆる「宿命」になる。人間が本当に磨かれてくると「運命」になる。即ち、自分で自分の「命」を創造することができるようになる。それを命は吾より作(な)すという。」 安岡 正篤
「宿命」は「とどまる」ということである。しかし、学問修養することで、人間を創り、自分の「命」を生み、運んでいくことで「運命」に変えていくことができる。
自分自身の努力により、
自分の将来は切り開いていくという気概が大切だ。
リーダーに贈る言葉108
「自分が何者であるかを知り、どこへ向かうのかを知り、人に尽くす気持ちを忘れずにそこへ向かえば、この旅路は恐れの少ない、より充実したものになるだろう。」
ハワード・ビーハー 「It's not about the Coffee」より
私の大好きなスターバックスの良心と言えるビーハーさんの言葉。また「かぶる帽子を一つしなさい」
つまり誰か他人のフリをするのではなく、
ありのままの自分をさらけ出すことが大事だ。
リーダーシップの旅の第一歩は、まず自分自身を知ることだ。
リーダーに贈る言葉109
「企業には、株主のために利益を上げることより大きな責任がある。社員一人ひとりに人としての尊厳を認める責任があり、顧客を幸せにする責任があり、広く地域社会に対しても責任がある」
デビッド・パッカード(1949年ビジネスリーダー会議にて)
今では当たり前?のこの発言に、当時は他のCEOから白い目で見られた。また社内に向けて「金を稼ぐことは重要な結果ではあるが、もっと深いところに、会社の本当の存在意義を見つけなければならない」とも言っている。
どの会社も創業の理念はあるが、それをどこまで本気になって継続していけるか、特に創業者が居なくなった後が問題だ。
リーダーに贈る言葉110
「自分が他人を発見し、自分も他人に発見してもらうということ。
それが生きてゆく一番の喜びだ。」安藤 鶴夫(作家)
「未見の我」という言葉もあるが、リーダーや経営者は、本人も気づいていない長所を引き出してあげることが大きな仕事だ。とても大きな可能性を皆が秘めている。
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