コラム「リーダーシップの身につけ方」 | 岩田松雄 | リーダーシップコンサルティング
リーダーシップコンサルティング 岩田松雄 オフィシャルサイト
トップページ> コラム「リーダーシップの身につけ方」> vol.2 リーダーになる日はやがて必ず訪れる

理想のリーダーの姿とは

コラム「リーダーシップの身につけ方」


もしかしたら皆さんの中には、今の自分のままでリーダーになれるのか、とお感じの方もおられるかもしれません。
自分にはみんなをぐいぐい引っ張っていくような強いリーダーシップなど持ち合わせていない、と思われているかもしれません。

しかし、それでいいと私は思っています。
それでもリーダーになれる日が、やがて必ずやってくるからです。

なぜなら、「ついていきたい」とまわりの人が思うように、あなたがなっていたとするならば、みんなに推される形で自然にリーダーに選ばれることになるからです。
リーダーになろうとするのではなく、まわりに推されてリーダーになる。私はこれが、理想のリーダーの姿だと思っています。

「ザ・ボディショップ」でも「スターバックス」でも、私が実践していたのは、「オレについてこい」という強烈なリーダーシップでもありませんでしたし、カリスマ的な魅力で部下を引っ張る、といったマネジメントでもありませんでした。そもそもそんなことは、私には無理なことです。

 

リーダーに求められるもの


しかし、「誰よりも組織を愛し、みんなのために頑張ろう」と思っているリーダーなら、もしかしたら目指せるのではないか、と思っていました。結果リーダーとして、それなりの実績を上げることができたのです。

私は高校時代に野球部のキャプテンを務めていました。といっても、皆さんがお持ちのイメージと私のそれとは、ずいぶん違っていたことに驚かれると思います。私が野球を本格的にはじめたのは、高校からでした。それでもかなり昔に甲子園の出場経験のある進学校だったので、やはり日々の練習はそれなりに厳しいものでした。

しかも私の場合、中学校には野球部がなく、本格的な野球という意味では未経験者です。最初の頃は球拾いをしただけでバテていました。同級生には、入学してすぐに上級生と一緒にプレーするような人もいました。しかし、私はずっと球拾いをしたり、ブルペンキャッチャーを務めたり、と裏方ばかりをしていました。

高校2年生になっても、それは変わりませんでした。上級生の出ない2軍の試合にも、私は出場できませんでした。それでも私は練習を一所懸命やっていました。野球が好きでたまらなかったし、それがやるべきことだと思っていたからです。

夏の大会で敗退し、新チームになって、自分たちの代のチームが作られることになりました。そこでまず行われたのが、キャプテン選びです。

(次回に続く)

 

引用元:アルファポリス掲載記事より

ひとを大切にしたコンサルティングで真のリーダーを育てます。
リーダーシップに関するお問い合わせは何でもご相談ください。

岩田松雄書籍のご紹介

「いつ、どこでも求められる人」の仕事の流儀

「いつ、どこでも求められる人」の仕事の流儀

君を成功に導く49の言葉~5年後リーダーになる人 5年後も部下のままの人

君を成功に導く49の言葉

チームリーダーのための「7つの習慣」

チームリーダーのための「7つの習慣」

スターバックスCEOだった私が社員に贈り続けた31の言葉

スターバックスCEOだった私が社員に贈り続けた31の言葉

岩田式英語勉強法 私はかつてTOEIC300点だった

岩田式英語勉強法

リーダー絵ことば

リーダー絵ことば

ついていきたいと思われるリーダーになる51の言葉

ついていきたいと思われるリーダーになる51の言葉

働く君に伝えたいこと

働く君に伝えたいこと

スターバックスのライバルは、リッツ・カールトンである。 本当のホスピタリティの話をしよう

スターバックスのライバルは、リッツ・カールトンである。

これからの経営に必要な41のこと

これからの経営に必要な41のこと

ブランド 元スターバックスCEOが教える「自分ブランド」を築く48の心得

ブランド 元スターバックスCEOが教える「自分ブランド」を築く48の心得

部下の心を1分で動かすマネジメントレターの秘密

部下の心を1分で動かすマネジメントレターの秘密

「君にまかせたい」と言われる部下になる51の考え方

「君にまかせたい」と言われる部下になる51の考え方

ついていきたいと思われるリーダーになる51の考え方

「ついていきたい」と思われるリーダーになる51の考え方

・Amazonランキング1位
・ビジネス書ランキング1位

ミッション 元スターバックスCEOが教える働く理由

ミッション〜元スターバックスCEOが教える働く理由〜

・Amazonランキング1位
・ビジネス書ランキング1位